不用品回収してくれる引越し業者はどこ?料金・回収できるものを解説
「引越し業者に頼めば、不用品も引越し当日にまとめて持っていってもらえるのでは?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
引越し業者の中には不用品の引き取りや買取に対応している業者がありますが、すべての業者が対応しているわけではありません。
現在、不用品処分を引き受けてくれる引越し業者は、主に以下の4社です。
| 引越し業者 | 不用品の引き取り | 買取 | 確認しておきたいポイント |
|---|---|---|---|
| サカイ引越センター | 対応あり | 対応あり | 品目・状態・製造年数、地域による対応を確認 |
| アーク引越センター | 対応あり | 要確認 | 回収品目・料金が地域や支店によって異なる |
| アリさんマークの引越社 | 対応あり | 要確認 | 回収可能な品目・条件を見積もり時に確認 |
| アップル引越センター | 対応あり | 対応あり | 引越し予約者が対象。品目・数量・サイズによって事前連絡が必要 |
また、同じ引越し業者でも、回収できる品目や料金、対応エリアなどが異なる場合があります。
引越し業者に不用品回収を依頼したい場合は、「どの業者が対応しているのか」「何を回収してもらえるのか」「いくらかかるのか」を見積もり前に確認しておくことが重要です。
この記事では、引越し業者の不用品回収サービスについて、対応している業者や回収できる品目、料金、他の処分方法との違い、依頼するときの流れまで詳しく解説します。
引越し業者は不用品を回収してくれる?

結論から言えば、不用品の回収に対応している引越し業者はあります。
ただし、「引越し業者なら何でも引き取ってくれる」というわけではありません。
回収できる品目や料金、対応できる地域などは業者によって異なるため、見積もりの段階で確認することが必要です。
すべての引越し業者が不用品回収に対応しているわけではない
引越し業者が回収できる不用品には明確に決まっています。
「引越しのプロだから何でも対応してくれる」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際には業者ごとに対応できる品目が決められています。
A社では引き取れるものが、B社では断られるというケースも珍しくありません。
また、引越し業者の不用品回収サービスは、原則として引越し作業を依頼する利用者向けに提供されています。
「引越しは依頼しないが、不用品だけ回収してほしい」という場合には、不用品回収専門業者など別の方法を考えることが必要です。
「何が回収できて、何ができないのか」を事前に把握することが、引越し当日のトラブルを防ぐポイントです。
見積もりの段階で処分したい品目をすべて伝え、対応できるか確認しておきましょう。
同じ引越し業者でも地域や支店によって対応が異なることがある
同じ引越し業者でも、東京では回収してもらえたものが大阪では断られるなど、地域によって対応が異なることがあります。
その理由の一つが、引越し業者が不用品を処分する際に提携する廃棄物処理業者などが地域によって異なることです。
提携先が異なれば、回収できる品目や料金も変わる可能性があります。
さらに、自治体ごとに廃棄物処理に関するルールが異なることも、地域によってサービス内容が変わる理由になります。
引越し元の地域では回収に対応していても、別の地域では同じサービスを利用できない可能性があります。
そのため、公式サイトに「不用品回収対応」と書かれている場合でも、自分が利用する地域や支店で対応しているかを見積もり時に確認することが重要です。
不用品回収に対応している引越し業者を比較

引越し業者によって、不用品回収の対応範囲や費用、買取への対応などは異なります。
「どの業者に頼めばよいのか」を判断するためにも、引越し料金だけではなく、不用品回収を含めたサービス内容を比較しましょう。
| 引越し業者 | 不用品の引き取り | 買取 | 確認しておきたいポイント |
|---|---|---|---|
| サカイ引越センター | 対応あり | 対応あり | 品目・状態・製造年数、地域による対応を確認 |
| アーク引越センター | 対応あり | 要確認 | 回収品目・料金が地域や支店によって異なる |
| アリさんマークの引越社 | 対応あり | 要確認 | 回収可能な品目・条件を見積もり時に確認 |
| アップル引越センター | 対応あり | 対応あり | 引越し予約者が対象。品目・数量・サイズによって事前連絡が必要 |
サカイ引越センター
サカイ引越センターでは、不用品の引き取りと買取の両方に対応しています。
ただし、買取については提携業者が担当するケースがあり、サカイ引越センター自体が直接すべての品目を査定・買取するわけではありません。
査定結果は、品目・状態・製造年数などによって変わります。
そのため、「まだ使えるから買い取ってもらえるだろう」と考えていても、査定の結果として値段がつかない場合があります。
「引き取ってもらえると思っていたのに対象外だった」という事態を防ぐためにも、買取に期待しすぎず、事前に対象品目や条件を確認することが大切です。
依頼するときは、引越しの見積もり時に処分したい不用品の内容を伝えるのが基本です。
当日になって急に不用品を追加すると、対応できない可能性があります。
見積もりの段階で、品目・数量・状態をできるだけ具体的に伝えておきましょう。
【引き取りが可能な不用品一覧】
| 品目 | サカイの対応 |
|---|---|
| エアコン | 有料引き取り可 |
| テレビ | 有料引き取り可 |
| 冷蔵庫 | 有料引き取り可 |
| 洗濯機 | 有料引き取り可 |
| 衣類乾燥機 | 有料引き取り可 |
| タンス・ソファーなど | 原則自治体。一部地域で有料引き取り可 |
| ピアノ | 提携サービスで買取・処分査定 |
| 生活ごみ | 回収不可 |
アーク引越センター
アーク引越センターでは、引越し作業と同日に不用品を回収してもらえる場合があります。
引越し作業と不用品の処分を同じ日に済ませられるため、別の日に回収業者を手配する必要がなく、引越し当日にまとめて片付けたい方にとっては手間の少ない方法です。
ただし、回収できる品目や費用は地域・支店によって異なる場合があります。
同じアーク引越センターでも、対応内容が拠点によって変わる可能性があるため、「自分の地域では対応していなかった」という事態を防ぐためにも、見積もり時に確認しておきましょう。
費用についても、不用品回収料金だけを見るのではなく、引越し料金と合わせた総額で比較するのが確実です。
【引き取りが可能な不用品一覧】
| 品目 | 対応 |
|---|---|
| エアコン | 有料回収可 |
| テレビ | 有料回収可 |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 有料回収可 |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 有料回収可 |
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社も、不用品の引き取りに対応しています。
ただし、回収できる品目や条件については、見積もり時の確認が必要です。
特に、家電リサイクル法の対象となるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などは通常の粗大ごみとは処分方法が異なるため、対応方法を確認しておきましょう。
処分したい品目が対象外だった場合に備えて、自治体の粗大ごみ回収や不用品回収業者など、別の処分方法も選択肢として持っておくと安心です。
【引き取りが可能な不用品一覧】
| 品目 | アリさんマークの引越社の対応 |
|---|---|
| エアコン | 引き取り可 |
| テレビ | 引き取り可 |
| 冷蔵庫 | 引き取り可 |
| 洗濯機 | 引き取り可 |
| 家具・その他の処分品 | 有料引き取りサービスあり。ただし品目ごとに要確認 |
| 液体類 | 不可 |
| 生ごみなどの生活ごみ | 不可 |
| スプレー缶 | 不可 |
| ガスライター | 不可 |
| マッチなどの危険物 | 不可 |
関連記事:アリさんマークの引越社の単身引越し!料金と賢い利用の仕方
アップル引越センター
アップル引越センターでは、引越しとあわせて不用品の引き取り・買取を依頼できます。
大手リサイクル会社と連携しており、買取できる不用品については査定を受けられるほか、買取価格がつかなかった場合でも引き取りに対応しています。
そのため、「まだ使える家具や家電はできれば買い取ってほしいが、値段がつかなければそのまま処分したい」という方にも利用しやすいサービスです。
ただし、不用品の買取・引き取りサービスを利用できるのは、アップル引越センターで引越しを予約している方が対象です。
不用品回収だけを単独で依頼するサービスではないため、引越しとあわせて利用することが前提となります。
また、引越し予約後に不用品を追加することもできますが、不用品の大きさや数量によって連絡が必要なタイミングが異なります。
公式サイトでは、大きな荷物の引き取りが3点以上になる場合は、引越し日の3日前までに品目・数量・サイズを連絡するよう案内されています。
一方、大きな荷物が2点まで、またはダンボール10箱以内程度の量であれば、引越し当日に伝えることも可能とされています。
引越し直前に処分するものが増える可能性がある方にとっては便利ですが、すべての不用品を無条件で当日に追加できるわけではありません。
処分することが決まっている家具や家電については、できるだけ見積もりや予約の段階で伝えておくと安心です。
【引き取りが可能な不用品一覧】
アップル引越センターでは、家庭で使用していた家具・家電を幅広く引き取っています。
ベッドやソファなどの家具から家電まで対応しており、状態の良いものは買取対象になる場合もあります。
さらに、小型家電・衣類・食器・おもちゃ・本など、一部の品目は無料リユースにも対応しています。
| 品目 | アップル引越センターの対応 |
|---|---|
| 家具 | 引き取り可 |
| 家電 | 引き取り可 |
| PC・スマホ・タブレット | 無料リユース対象あり |
| オーディオ機器・カメラ | 無料リユース対象あり |
| 食器・調理器具 | 無料リユース対象あり |
| 衣類 | 無料リユース対象あり |
| バッグ・靴・アクセサリー | 無料リユース対象あり |
| おもちゃ・ゲーム | 無料リユース対象あり |
| 本・スポーツ用品 | 無料リユース対象あり |
| アウトドア用品 | 無料リユース対象あり |
| ごみが入ったダンボール | 引き取り不可 |
関連記事:アップル引越センターが選ばれる理由!料金・評判・メリットを解説
複数社の引越し見積もりを1回の入力でまとめて取る方法
ここまで紹介したサカイ・アーク・アリさん・アップルの4社は、それぞれ対応できる品目や料金が異なります。
「どの業者が自分の処分したいものに対応しているか」を確認するには、複数社に同じ条件を伝えて比較するのが確実です。
ただ、それぞれに電話やフォームで問い合わせて、同じ品目・数量を何度も説明するのは手間がかかります。
「HALESEE(ハレシー)引越し見積もり」なら、引越し情報を1回入力するだけで複数の引越し業者に一括で見積もりを依頼できます。
不用品の品目・数量も一度の入力で各社に伝わるため、1社ずつ問い合わせる手間を省けます。
- 数十社からの電話ラッシュなし
- 各社の見積もり結果はメールで届く(引越し料金と不用品回収料金を並べて比較できる)
- やりとりするのは最大3社のみ
引越し業者を選ぶときは不用品回収を含めた総額で比較する

引越し業者を比較するときは、不用品回収料金だけを見るのではなく、「引越し料金+不用品回収料金」の総額で判断することが重要です。
不用品回収料金が安くても、引越し料金そのものが高ければ、最終的な支払額は高くなります。
反対に、引越し料金が少し高い業者でも、不用品回収料金を含めれば総額が安くなることがあります。
見積もりでは、次の項目を確認しておきましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 回収対象品目 | 処分したい品目が対象かどうか |
| 買取の有無 | 買取対応か、引き取りのみか |
| 費用の内訳 | 引越し料金と不用品回収料金が別建てかどうか |
| 地域対応 | 利用する地域で対応しているか |
| 当日追加の可否 | 見積もり後に不用品を追加できるか |
この5点を複数の業者に確認しておけば、後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぎやすくなります。
引越し業者が回収できるもの・できないもの

引越し業者に不用品回収を依頼するときに特に注意したいのが、回収できる品目の違いです。
「家具だから大丈夫」「家電だから持っていってもらえる」と判断せず、処分したいものを具体的に業者へ伝えることが重要です。
ベッド・ソファ・タンスなどの大型家具
ベッド・ソファ・タンスなどの大型家具は、引越し業者によっては不用品として引き取りを依頼できる場合があります。
こうした大型家具は自分で運び出すのが難しいため、引越し作業と同時に回収してもらえれば大きな負担を減らせます。
一方で、すべての引越し業者がすべての大型家具を回収しているわけではありません。
サイズや数量、地域などによって対応できない可能性もあるため、見積もり時に品目を伝えて確認しましょう。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は対応方法を確認する
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、家電リサイクル法の対象となる4品目です。
これらは一般的な粗大ごみとは処分方法が異なるため、引越し業者に依頼する場合も対応方法の確認が必要です。
引越し業者によっては対応できない場合があり、別途、家電量販店などを通じた処分を求められることがあります。
「引越し業者に任せれば大丈夫」と思い込んでいると、引越し直前や当日に対応できないとわかり、別の処分方法を急いで探すことになりかねません。
処分予定の家電がある場合は、引越しの見積もりを取る段階で必ず伝えておきましょう。
危険物や特殊な重量物は回収できない場合が多い
ガスボンベ・灯油・塗料・薬品類などの危険物は、多くの引越し業者で回収対象外となる可能性があります。
また、ピアノや金庫、大型の金属製品など、運搬や処分に専門的な対応が必要な品目についても、一般的な不用品回収では対応できない場合があります。
引越し業者が回収できないことが多い主な品目は、次の通りです。
| カテゴリ | 具体的な品目 |
|---|---|
| 家電リサイクル法対象品 | エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機 |
| 危険物・液体類 | ガスボンベ・灯油・塗料・薬品類 |
| 特殊重量物 | ピアノ・金庫・大型金属製品 |
| その他 | 業者によって異なるため要確認 |
回収できる品目は業者によって異なるため、「たぶん大丈夫だろう」と判断せず、見積もり時にすべて伝えることが重要です。
引越し業者の不用品回収にかかる料金

引越し業者に不用品回収を依頼するときは、引越し料金とは別に不用品の処分費用が発生する場合があります。
料金は業者だけでなく、不用品の品目・大きさ・数量・地域などによっても変わります。
そのため、一律の料金だけで判断するのではなく、実際に処分する品目を伝えたうえで見積もりを取ることが重要です。
自治体の粗大ごみ回収より割高になりやすい
引越し業者への不用品回収依頼は、自治体の粗大ごみ回収と比べて費用が高くなりやすい傾向があります。
引越し業者に不用品回収を依頼する最大の魅力は、「引越し作業と同じ日にまとめて片付けられる」という手軽さです。
ただし、その便利さには相応のコストがともないます。
自治体の粗大ごみ回収は品目ごとに数百円〜数千円程度で済むことが多い一方で、引越し業者に依頼すると同じ品目でも料金が高くなる場合があります。
たとえば、自治体でソファを処分する場合の手数料が800〜2,000円程度であっても、引越し業者に引き取りを依頼すると3,000〜5,000円以上になることがあります。
「引越しのついでだから安くなる」とは限らない点には注意が必要です。
費用の見通しを立てるには、処分したい品目をリストアップし、自治体の料金と引越し業者の見積もりを比較するのが確実です。
費用を優先するのか、処分の手間を減らすことを優先するのかによって、適した方法は変わります。
買取してもらえれば処分費用を抑えられることもある
引越し業者によっては、不用品の引き取りだけでなく買取に対応している場合があります。
「引越し費用を買取で少し取り戻せれば」と考える方もいるでしょう。
ただし、買取には品目・製造年数・状態などの査定基準があります。
製造年数が新しいことや、目立つ傷・汚れがないこと、正常に動作することなど、複数の条件によって査定結果が変わります。
たとえば、購入から年数が経過した冷蔵庫の場合、まだ正常に動いていても製造年数などを理由に買取対象外になる可能性があります。
「まだ十分使える」という利用者側の感覚と、買取業者の査定基準は必ずしも一致しません。
買取を前提に処分費用を見積もってしまうと、「思ったより値段がつかなかった」「結局処分費用が必要になった」ということもあります。
買取できれば費用を抑えられる可能性はありますが、買取価格がつかない場合も想定しておきましょう。
引越し料金と不用品回収料金をセットで比較する
不用品回収料金は、引越し業者によって差があります。
引越し料金だけを比較して業者を選ぶと、不用品回収料金が高く、結果として総額で損をする可能性があります。
そのため、引越し料金と不用品回収料金をセットで複数業者から見積もり、最終的な総額で比較することが重要です。
たとえば、次のようなケースがあります。
| 業者 | 引越し費用 | 不用品回収費用 | 合計 |
|---|---|---|---|
| A社 | 80,000円 | 20,000円 | 100,000円 |
| B社 | 90,000円 | 8,000円 | 98,000円 |
| C社 | 75,000円 | 30,000円 | 105,000円 |
引越し料金だけを見るとC社が最も安いですが、不用品回収料金まで含めるとB社が最安です。
このように、「引越し料金はいくらか」「不用品回収料金はいくらか」と個別に見るだけでなく、「最終的に合計いくら払うのか」で判断しましょう。
関連記事:引越し不用品回収の相場はいくら?2026年最新の料金目安
引越し業者に不用品回収を頼むメリット・デメリット

引越し業者への不用品回収は便利なサービスですが、すべての人に向いているわけではありません。
費用だけを見れば自治体のほうが安い場合があり、回収できる品目だけを見れば不用品回収業者のほうが幅広い場合があります。
引越し業者に依頼するメリットとデメリットを理解して、自分に合っているか判断しましょう。
メリットは引越しと不用品処分をまとめて済ませられること
引越し業者に不用品回収を依頼する最大のメリットは、引越し作業と不用品の処分を同じ日・同じ業者にまとめて依頼できることです。
荷物の搬出と同時に不用品を引き取ってもらえれば、不用品を処分するためだけに別の日程を空ける必要がありません。
自治体の粗大ごみ回収では、自分で指定された収集場所まで家具などを運び出す必要があります。
大型のベッドやソファを自分で運ぶのは、大きな負担になることもあります。
不用品回収業者の場合も、引越し業者とは別に業者を探し、見積もりや回収日程を調整する必要があります。
引越し当日に「新居へ持っていく荷物」と「処分する不用品」をまとめて整理できるのは、引越し業者ならではの利便性です。
特に、引越し直前まで家具や家電を使用したい方や、できるだけ手間を減らしたい方には利用しやすい方法です。
デメリットは料金と回収品目に制限があること
一方で、引越し業者への不用品回収は、自治体と比較すると費用が高くなりやすい点がデメリットです。
さらに、回収できる品目が業者ごとに異なり、危険物や特殊な品目などは対応できない可能性があります。
同じ引越し業者でも地域や支店によって対応が変わる場合があるため、「公式サイトに書いてあったから必ず回収してもらえる」とは限りません。
処分するものが大量にある場合や、引越し業者では回収できない品目が多い場合には、不用品回収専門業者など別の方法が適していることもあります。
引越し業者・不用品回収業者・自治体はどれを選ぶ?

引越し時の不用品を処分する主な方法として、引越し業者・不用品回収業者・自治体の粗大ごみ回収があります。
どれか一つがすべての人にとって最適というわけではありません。
費用・手間・回収できる品目・処分までのスピードなどによって、自分に合った方法は変わります。
| 方法 | 費用 | 手間 | 対応品目 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 引越し業者 | 自治体より高くなりやすい | 少ない | 業者によって異なる | 引越しと同時に処分したい人 |
| 不用品回収業者 | 高くなりやすい | 少ない | 比較的幅広い | 大量の不用品をまとめて処分したい人 |
| 自治体 | 安い | かかりやすい | 自治体によって異なる | 処分費用を抑えたい人 |
手間を減らしたいなら引越し業者
手間の少なさでは、引越し業者が利用しやすい方法です。
引越し当日に荷物の搬出と不用品の引き取りを同時に済ませられるため、別の日程を調整する必要がありません。
「引越し作業が終わったら、不用品も残っていない」という状態にできるのは大きなメリットです。
処分したい不用品が少量で、引越し業者の回収対象に含まれている場合には特に向いています。
費用だけでなく「できるだけ楽に引越しを終わらせたい」という方に適した方法です。
大量の不用品をまとめて処分するなら不用品回収業者
不用品回収業者は、引越し業者より幅広い品目に対応できる場合があります。
引越し業者に断られた品目がある場合や、大量の不用品をまとめて処分したい場合の選択肢になります。
状態の良い家具や家電について買取に対応している業者であれば、買取価格を回収費用から差し引ける可能性もあります。
即日・翌日など比較的早く対応できる業者もありますが、引越し業者とは別に見積もりや回収日程を調整する必要があります。
また、費用は自治体や引越し業者と比べて高くなる可能性があります。
費用を抑えたいなら自治体の粗大ごみ回収
処分費用を優先する場合は、自治体の粗大ごみ回収が候補になります。
品目ごとに定められた手数料を支払う方法で、大型家具1点など少量の処分であれば、民間業者より大幅に安く処分できる可能性があります。
たとえば、ベッドフレーム1点を自治体で処分する場合、400〜2,000円程度で済むことがあります。
ただし、申し込みから実際の回収まで数週間かかる場合があります。
さらに、指定された場所まで自分で不用品を運び出さなければならないこともあります。
引越し直前に申し込んでも希望日に回収してもらえない可能性があるため、自治体を利用する場合は早めの申し込みが必要です。
一番安い方法は不用品の種類と量によって変わる
「結局どの方法が一番安いのか」は、処分する品目と量によって変わります。
大型家具1〜2点程度であれば、自治体の粗大ごみ回収が最も安くなるケースが多いでしょう。
自治体の粗大ごみ処分料金は地域によって異なりますが、ソファは800円~2,000円、ベッドフレームは400円~2,000円程度で処分できる自治体が多くあります。
実際の料金は、処分する自治体の公式サイトで事前に確認することが重要です。
同じ2点を民間の不用品回収業者に依頼すると、出張費や作業費などを含めて1万円を超える場合があります。
一方で、不用品が大量にあり、大型のものも混在している場合には状況が変わります。
自治体へ1点ずつ申し込み、自分で運び出す手間まで考えると、不用品回収業者などにまとめて依頼するほうが利用しやすい場合もあります。
費用の見通しを立てるには、処分する品目をリストアップし、自治体の処分手数料と業者の見積もりを実際の金額で比較することが重要です。
引越し業者に不用品回収を依頼する流れ

引越し業者への不用品回収依頼は、引越しの見積もり時に申告するのが基本です。
引越し当日になって急に「これも捨てたい」と追加すると、回収できなかったり、追加料金が発生したりする可能性があります。
事前に処分する品目を整理し、引越し料金と合わせて見積もりを取っておきましょう。
1.処分したい不用品をリストアップする
まず、処分したい不用品をすべてリストアップします。
引越し業者が回収できるかどうかは品目によって異なるため、「家具一式」など曖昧に伝えるのではなく、具体的な品目と数量を整理しておきましょう。
たとえば、「ソファ1点」「ベッドフレーム1点」「冷蔵庫1台」のように伝えると、業者も対応可否や料金を判断しやすくなります。
品目によってはサイズや製造年数、状態などを確認されることもあります。
特に買取も希望する場合は、製造年数や状態が査定に影響する可能性があります。
2.回収できる品目と料金を確認する
処分するものを整理したら、引越しの見積もり時に業者へ伝えます。
この段階で、処分したい品目が回収対象なのか確認してください。
対象外の品目が含まれている場合、引越し当日になって「これは引き取れません」と言われても、すぐに別の処分先を探すのは難しくなります。
回収できないものがある場合には、自治体や不用品回収業者など、別の方法を早めに手配しておきましょう。
料金についても、口頭だけでなく見積もりに含まれているか確認すると安心です。
3.複数の引越し業者から相見積もりを取る
不用品回収料金は業者によって差があるため、できれば複数の引越し業者から見積もりを取りましょう。
引越し料金だけで比較するのではなく、不用品回収料金を含めた総額を比べます。
引越し料金が安い業者でも、不用品回収料金を含めると他社より高くなる場合があります。
逆に、引越し料金が多少高くても、不用品の処分まで含めれば総額では安くなる可能性があります。
見積もりを依頼するときは、それぞれの業者に同じ品目・数量を伝えると比較しやすくなります。
引越しと不用品回収の見積もりを1回の入力で複数社に伝える方法
複数の業者に同じ品目・数量を伝えるには、1社ずつ電話やフォームで同じ内容を繰り返し説明する必要があります。
処分したい不用品が複数ある場合、この作業だけでかなりの時間がかかります。
「HALESEE(ハレシー)引越し見積もり」なら、引越し情報を1回入力するだけで複数の引越し業者に一括で見積もりを依頼できます。
不用品の品目・数量も一度の入力で各社に伝わるため、条件がずれる心配もありません。
- 数十社からの電話ラッシュなし
- 各社の見積もり結果はメールで届く(引越し料金+不用品回収料金を並べて比較できる)
- やりとりするのは最大3社のみ
4.回収日時や追加料金の条件を確認する
依頼する引越し業者が決まったら、不用品をいつ回収するのか確認します。
引越し作業と同日に回収するのか、別の日になるのかによって引越し準備の進め方も変わります。
また、見積もり後に不用品が増えた場合に追加できるのか、追加料金はいくらかかるのかも確認しておきましょう。
「当日追加できると思っていたが断られた」という状況を防ぐためにも、事前に条件を確認しておくことが大切です。
ただしアップル引越センターはこの点で柔軟です
引越し業者の不用品回収に関するよくある質問

引越し当日に不用品が増えても回収してもらえる?
引越しの荷造りをしていると、当日になって「これも新居には持っていかなくていい」と気づくことがあります。
ただし、引越し業者が当日の急な追加依頼に必ず対応できるとは限りません。
トラックの積載量や回収の手配などによっては、追加を断られる可能性があります。
対応できる場合でも、見積もりに含まれていない品目について追加料金が発生することがあります。
そのため、できるだけ引越し前日までに「新居へ持っていくもの」と「処分するもの」を整理しておきましょう。
当日に不用品が増えてしまった場合は、まず引越し業者へ相談し、対応できない場合には別の日に自治体や不用品回収業者を利用する方法を考えましょう。
引越し予定がなくても不用品回収だけ依頼できる?
引越し業者の不用品回収サービスは、基本的に引越し作業とあわせて利用するサービスです。
「引越しはしないけれど、不用品だけ引き取ってほしい」という場合には、不用品回収専門業者などを利用するほうが適しています。
不用品回収専門業者であれば、引越しを伴わない単独の回収依頼に対応している業者があります。
回収品目の幅も比較的広く、買取と組み合わせられる場合もあります。
引越し業者と不用品回収業者は得意とするサービスが異なるため、「引越しと同時に処分したいのか」「不用品だけ処分したいのか」で使い分けましょう。
引越し業者に家具や家電を買い取ってもらえる?
引越し業者によっては、不用品の回収だけでなく家具や家電の買取に対応している場合があります。
ただし、すべての家具・家電を買い取ってもらえるわけではありません。
査定では、製造年数・商品の状態・動作状況などが見られます。
古い家電や傷・汚れが目立つ家具などは、まだ使用できても買取価格がつかない可能性があります。
そのため、買取金額を前提に引越し予算を組むのではなく、値段がつけば処分費用を抑えられる程度に考えておくとよいでしょう。
不用品回収の料金だけで引越し業者を選んでもいい?
不用品回収料金だけで引越し業者を選ぶのはおすすめできません。
重要なのは、「引越し料金+不用品回収料金」の総額です。
不用品回収料金が安い業者でも、引越し料金を合わせると他社より高くなる場合があります。
複数の業者から同じ条件で見積もりを取り、最終的に支払う総額で比較しましょう。
また、料金だけでなく、処分したい品目が回収対象になっているか、当日にまとめて回収してもらえるかなどもあわせて確認することが重要です。
まとめ|引越し業者の不用品回収は対応範囲と総額を比較して選ぼう
引越し業者の中には、不用品の引き取りや買取に対応している業者がありますが、回収できる品目や料金、対応エリアは業者ごとに異なります。
特に、家電リサイクル法の対象品や危険物などは対応方法が異なるため、見積もり時に処分したい品目を具体的に伝えて確認しておくことが大切です。
また、業者を選ぶ際は不用品回収料金だけでなく、「引越し料金+不用品回収料金」の総額で比較しましょう。
手間を減らしたいなら引越し業者、費用を抑えたいなら自治体、大量の不用品を処分したいなら不用品回収業者など、それぞれの特徴を踏まえて自分に合った方法を選ぶことが重要です。