7月の引っ越しはメリットだらけ?前半の平日が狙い目な理由
「7月の引っ越しって、安いって聞くけど本当?」
そう思って調べはじめた方へ、先に結論からお伝えします。
7月は、たしかにお得。ただし狙い目は「前半の平日」です。
同じ7月でも、夏休みに入る後半は混み合って、料金も上がってしまいます。
とはいえ、「お盆や縁起が気になる」「夏は暑そう」「かといって涼しくなるまでは待てない」など、そんなふうに迷っている方も多いはず。
この記事では、7月に引っ越すメリットから、いつが一番安いのか、損をしないコツや注意点まで、まるごと解説します。
読み終えるころには、あなたが「動くべき日」がきっと決まっているはずです。
7月の引っ越しは「メリットだらけ」って本当?

「7月の引っ越しはメリットだらけ」とよく言われます。
結論から言うと、これは半分本当です。
7月は引っ越し代を抑えやすいお得な時期です。ただし本命は前半の平日。同じ7月でも、後半は事情が変わってきます。
なぜ7月が狙い目なのか。理由はシンプルで、引っ越しのピークである3〜4月が終わり、夏休みで動き出す人が増える前の、依頼が落ち着くタイミングだからです。
業者側も予約に空きが出やすく、料金で融通がききやすくなります。
ただし「7月ならいつでも安い」わけではありません。狙い目は上旬の平日。逆に、海の日の連休(2026年は7月18日〜20日)や、夏休みが始まる下旬は料金が上がりやすくなります。
それでは、7月に引っ越す具体的なメリットから見ていきましょう。
7月に引っ越す3つのメリット(料金・予約・物件)

7月に引っ越すと、具体的にどんないいことがあるのか。大きく分けて3つあります。
- 料金が安い
- 希望日が取りやすい
- 物件をゆっくり選べる
なかでも一番のメリットは、やっぱり安いこと。順番に見ていきましょう。
1.料金が安い(繁忙期との差)
最大のメリットは料金です。
引っ越し代がもっとも高くなるのは、新生活が集中する3〜4月。
7月はこのピークを過ぎているぶん、同じ条件でもぐっと安く引っ越せます。
「繁忙期は予約すら取りづらかったのに、7月は半額近かった」というケースも珍しくありません。
具体的な金額の目安は後の章でくわしく紹介しますが、まずは「7月は繁忙期よりかなり得」と覚えておけば良いです。
ただし、安いのはあくまで前半まで。後半になると事情が変わるので、その点だけは頭に入れておきましょう。
2.希望日・時間が取りやすい(予約の余裕)
意外と見落とされがちなのが、予約の取りやすさです。
3〜4月は依頼が殺到するため、「希望日が全部埋まっていた」「業者が見つからず引っ越せない」といった引っ越し難民が毎年発生します。
その点、7月(特に前半)は予約に余裕があります。
第一希望の日を押さえやすく、料金が安い午後便も選びやすい。
慌てずにスケジュールを組めるのは、地味ですが大きな安心材料です。
3.物件をゆっくり選べる(不動産も閑散期)
そしてもう一つ。
引っ越し業界だけでなく不動産も7月は閑散期なので、繁忙期より落ち着いて物件を探せます。
急かされずにじっくり選びたい人には、うれしいタイミングです。
7月の引越しがおすすめな人、避けた方がいい人

ここまでメリットを見てきましたが、「で、自分は7月に引っ越すべき?」と迷っている人も多いはず。
お盆や縁起が気になる、夏は暑そう、かといって涼しくなるまで待てない……。
そんな人のために、7月の引っ越しが得な人と、ちょっと慎重に考えたい人を整理しました。
自分がどちらに近いか、チェックしてみてください。
7月の引っ越しが得な人
- 引っ越し時期を自由に選べる人……日程に縛りがないなら、安くて予約も取りやすい7月前半は狙い目です。
- 前半(上旬)の平日に動ける人……7月のなかでも料金がもっとも下がるのがこのタイミング。最大限お得に引っ越せます。
- とにかく費用を抑えたい人……繁忙期との差が大きいので、コスト最優先なら7月は有力な選択肢です。
ひとつでも当てはまるなら、7月の引っ越しはおすすめです。
7月の引っ越しを慎重に考えた方がいい人
- 真夏の体力に不安がある人……7月の作業は暑さとの戦い。体調面が心配なら無理は禁物です。
- 荷物が多く、後半しか動けない人……下旬は料金が上がりやすいので、安さのメリットは薄れます。
- お盆や縁起をどうしても避けたい人……日取りにこだわりがある場合は、選べる日が限られることも。
とはいえ、これらは「絶対に避けるべき」という話ではありません。
前半の平日を選ぶ、暑さ対策をしっかりする、といった工夫でカバーできる部分も多いので、過度に身構えなくて大丈夫です。
【2026年版】7月のいつが一番安い?「前半の平日」が狙い目

引用:ゼクシィ
7月が安いといっても、月のなかでも料金には差があります。
ざっくり言うと、安いのは上旬、だんだん上がって、下旬がいちばん高い。同じ7月でも、選ぶ日によって数万円変わることもあります。
ポイントは「時期」と「曜日」の2つです。
時期で見ると、上旬がねらい目。
中旬はふつうで、子どもの夏休みが始まる下旬は需要が戻って料金も上がっていきます。
曜日では、土日祝はやはり高め。逆に火・水・木あたりの平日が安くなりやすいです。
この「上旬 × 平日」が重なる日が、7月の最安ゾーン。2026年でいえば、7月7日(火)や8日(水)前後がまさに狙い目です。
逆に気をつけたいのが、海の日をはさんだ3連休(2026年は7月18日〜20日)。ここは需要が集中して料金が跳ね上がります。連休前後も高めなので、避けるのが無難です。
なお、梅雨明けは例年7月の中下旬ごろ。天気が読みづらい時期なので、日程に余裕があれば前半のうちに動いてしまうのがおすすめです。
六曜(仏滅・大安)で料金はどう動く?
意外と知られていませんが、六曜も引っ越し料金に影響します。
縁起のよい「大安」や「友引」は人気が集中して高くなりがち。逆に、縁起が気にされにくい「仏滅」は、ねらい目で安くなりやすい日です。
2026年7月でいうと、仏滅は7月2日(木)・8日(水)・24日(金)など。
とくに7月8日(水)は「上旬 × 平日 × 仏滅」が重なる、料金面ではかなりお得な一日です。
一方、大安の7月3日(金)・9日(木)などは比較的高くなりやすい傾向があります。
ただし、六曜だけで決めるのは禁物です。
たとえば7月18日(土)は仏滅ですが、海の日の3連休初日にあたるため、料金はむしろ高め。
「曜日」や「連休」のほうが影響は大きいので、六曜はあくまで参考程度に考えましょう。
関連記事:引越しに良い日はいつ?大安・一粒万倍日カレンダーと費用を抑える賢い選び方
そもそも7月の引っ越しって縁起は悪いの?
7月や9月の引っ越しは縁起が悪いですか? 8月はお盆などがあるので避けたいですし、となると10月がベストですが、、確かに夏の引越しは暑くてあまり向いていないかなという印象はあるものの、今から10月までは長い気もしています。
引用:Yahoo知恵袋
このように、7月の引越しの縁起を気にしている方もいると思います。
結論から言うと、7月は「縁起的に避けるべき月」ではありません。
引っ越しで月の縁起として語られるのは、昔から「1月・5月・9月は避ける」という言い伝え。
これは正月・田植え・収穫祭が重なる「正五九(しょうごく)」に由来し、農繁期にご近所の手伝いをわずらわせない配慮から生まれたとされる風習です。
仏教に詳しい専門家も「これ自体に縁起の良し悪しはなく、今は気にしなくてよい」という見解を示しています。
7月はこの1・5・9月に当てはまりません。「8月はお盆だから避けたい」という方にとっても、7月(特に上旬)はその心配が少ない時期。
お盆を気にして8月を外し、かといって10月まで待つのは長い……という場合、7月前半はちょうど縁起の気がかりが少なく、料金も安いバランスの良い選択肢になります。
一方で9月は「正五九」に含まれるため気にする人もいます。
涼しくなるのを待って秋に……と考えている方は、縁起の面でも料金の面でも、無理に9月や10月まで延ばすメリットは大きくありません。
関連記事:8月の引越しは高い?料金相場と最安タイミング、お盆の引越し事情
7月の引っ越し費用相場【単身・家族/6月・8月と比較】

7月は1年のなかでも引っ越し代を抑えやすい「閑散期(5〜2月)」にあたります。
まずは、7月に引っ越した場合の費用の目安を、距離×人数の表で見てみましょう。
| 距離 \ 人数 | 単身(荷物少) | 単身(荷物多) | 2人 | 3人 | 4人 | 5人以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 〜15km(同市区町村程度) | 37,676円 | 48,880円 | 64,164円 | 77,276円 | 87,998円 | 112,124円 |
| 〜50km(同都道府県程度) | 41,666円 | 51,448円 | 70,356円 | 87,176円 | 111,312円 | 127,442円 |
| 〜200km(同一地方程度) | 47,196円 | 59,194円 | 93,719円 | 104,464円 | 121,861円 | 146,520円 |
※参考:HALESEE(ハレシー)引越し見積もり
平均で見ると、単身(荷物少なめ)の全国平均は約55,600円、2人で約105,600円、4人家族で約144,800円ほど。
これが繁忙期の3〜4月になると、1.5〜2倍ほどに跳ね上がります。7月の安さが、いかにお得かがわかります。
では、となりの6月・8月と比べてどうでしょう。
6月も7月と同じ閑散期で、料金水準はほぼ同じです。一方、8月はお盆や夏休みの移動が重なって需要がやや戻ります。
同じ夏でも、8月に近づく7月後半は料金が上がりやすいので、安さで選ぶなら7月の前半がベストです。
なお、上の金額はあくまで平均の目安。実際の料金は荷物量・建物の条件・依頼するタイミングによって変わります。
正確な金額を知るには、複数社の見積もりを比べるのが確実です。
関連記事:【2026年最新】単身引越し見積もりの料金相場!成功例・失敗例まで解説
関連記事:家族引越しの相場はいくら?人数・距離別の費用と失敗しない業者選び
見積もり交渉で料金を下げる具体的テクニック

見積もり交渉では、時間指定便の変更が最も効果的な値下げ手法です。
午前便から午後便への変更で10~20%、フリー便(時間未定)への変更で20~30%程度の料金削減が期待できます。
具体的な交渉例として、単身引越しで午前便45,000円の見積もりを受けた場合、
「午後便なら何円になりますか」と尋ねることで、38,000〜40,500円程度(約1〜2割)まで下がる可能性があります。
7月は日照時間が長いため、午後便でも十分に作業時間を確保できる点を交渉材料として活用しましょう。
オプションサービスのセット交渉も有効です。
エアコン移設、不用品回収、段ボール提供などを個別に依頼するより、基本料金とセットで交渉することで総額を抑えられます。
「エアコン移設込みで○○円以内に収まりませんか」といった具体的な予算提示が効果的です。
他社の見積もり金額を交渉材料として使用する際は、条件を正確に伝えることが重要です。
「A社では同条件で○○円でした」と具体的に提示することで、多くの業者が対抗価格を提案してきます。
ただし、極端に安い見積もりを提示すると信頼性を疑われる場合があるため、相場から大きく外れない範囲での交渉を心がけましょう。
7月の安い時期を逃さず、1回の入力で複数社に一括依頼する
7月は業者の空きが比較的取りやすい時期とはいえ、上旬の安い日程から埋まっていきます。
相見積もりに時間をかけすぎると、狙っていた「7月上旬の平日」という最安値の枠を取り逃がす可能性があります。
「HALESEE(ハレシー)引越し見積もり」なら、引越し情報を1回入力するだけで複数の引越し業者に一括で見積もりを依頼できます。
7月の料金が有利な時期に、手間をかけずに複数社の料金を比較できます。
- 数十社からの電話ラッシュなし
- 全社の見積もり結果がメールで届く
- やりとりするのは最大3社のみ
- 最大40%安くなるケースも
7月の閑散期メリットを最大限に活かすなら、まずここから動き始めましょう。
7月の引っ越しの注意点と対策【梅雨・猛暑】

7月の引っ越しで気をつけたいのは、大きく2つ。「梅雨」と「暑さ」です。
とはいえ、どちらも事前の対策でしっかりカバーできるので、必要以上に身構えなくて大丈夫です。
梅雨・ゲリラ豪雨への備え
7月はまだ梅雨が残る時期。とくに近年は、急な「ゲリラ豪雨」も増えています。
まずやっておきたいのは、引っ越し当日の天気予報チェック。
あわせて、家電や大事な書類などは、ビニール袋や緩衝材で最低限の防水をしておくと安心です。
雨でも基本的に作業は進みますし、業者も雨対策には慣れています。
「雨だから無理」と慌てる必要はありません。
猛暑・熱中症への対策
そしてもう一つが、暑さ。7月の引っ越しは、正直に言って「とにかく暑い」です。
作業中の熱中症には、本当に気をつけたいところ。
こまめな水分補給と休憩を忘れず、作業してくれるスタッフへの飲み物の差し入れも喜ばれます。
意外と効くのが、新居のエアコンを事前に動かしておくこと。
荷物の搬入時に部屋が涼しいだけで、作業がぐっとラクになります。電気の開通は早めに手続きしておきましょう。
暑さも雨も、ポイントを押さえて準備すれば心配いりません。
対策さえすれば、7月はやっぱりお得で動きやすい時期です。
まとめ:計画的な準備で7月引越しを成功に導く方法
7月の引越しを費用を抑えながら安全・確実に成功させるためには、気候条件を考慮した事前準備と、段階的な計画実行が不可欠です。
特に梅雨と猛暑のリスク対策、業者選定での交渉術、効率的な荷造りの3つのポイントを押さえることで、満足度の高い引越しを実現できます。
7月の引越しは、他の繁忙期と比べて料金面でのメリットが大きい一方で、梅雨と猛暑という特有の気候リスクを伴います。
しかし、これらの課題も適切な準備と対策により十分に克服可能です。
計画的な準備こそが、満足度の高い引越し体験を実現する最も確実な方法なのです。